
備えて安心!65歳・70歳・80歳からの老後資金と相続アドバイス
- 出版社
- 清文社
- 発刊
- 令和2年1月20日
- 定価
- 440円(税込)
令和元年9月15日時点の住民基本台帳に基づく100歳以上の高齢者の数は、前年比1,489人増の71,274人に上り、
49年連続で過去最多を更新しました。
100歳以上の高齢者数は20年前の6.2倍、10年前の1.7倍になっており、女性は62,810人で、全体の88.1%を占めています。
厚生労働省は「出生数の多い世代が100歳を迎えていることや、医療技術の進歩などが要因と考えられる」と分析しています。
人生100年時代が現実になりつつあります。
人生後半のライフプランは、仕事を65歳でリタイアメントし、第二の人生を如何に充実したものにするのかというところから始めることになると思います。公的年金だけでは老後資金は賄えないことが明らかになり、国政でも議論になっています。
相続対策は若いうちから早めに着手することが望ましいのですが、必要性を認識していても実行に移せていない場合が多くあります。
平成30年の簡易生命表(厚生労働省)によれば、70歳の男性の平均余命は15.8年、女性は20.1年となっています。
さすがに、70歳になると相続対策への取組みや老後資金対策に対して真剣度が高まるようです。
本書は、長寿社会の到来をもとに、65歳で定年退職し、70歳から相続対策を徐々に始め、90歳代で天寿を全うすることを前提とした老後資金・相続対策を考えてみました。
ライフプランを考えるときにどのタイミングで、どのような対策を行えば良いか参考にしてもらえればと思います。